楮を収穫した状態にできるだけ近く煮てほしいとの依頼で土佐楮黒皮を入荷
本来ならばここからとてつもない手間をかけて皮を削り取ってゆくところ
荒々しい姿はまるで昆布のよう
黒い皮も残すということで苛性ソーダなどの強い薬品は使わず、天然紙で使う木灰で煮る
楮から出た灰汁であっという間に液が濁る
しっかりと煮えるように でも紙を漉くためのものではないので柔らかすぎてもいけない
煮加減が難しそうだが木灰はじっくり時間をかけられるので煮過ぎるということはない
納期ぎりぎり仕事の合間時間、のんびりできるひとときも紙と一緒に
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