襖暮らし2014年03月07日 20時01分58秒


忙しい中の襖紙仕上げ、染めた楮の繊維をリング状にした紙


ふわふわ浮かぶシャボン玉のように
           手漉き襖紙見本帳 みかど №612 光輪     

                 取扱い 加藤与商店

今度の日曜に我が家で行われる浄土真宗「十五日講」のために模様替え
20年ぶりに家具を移動、昔の間取りが復活、いかに広い部屋だったかを実感

クラッシックな引手が新調した襖を引き立たせる
凛とした空間、これぞ日本家屋

                 かみ暮らし

                                   背筋が伸びる

定番となった紙と未だ光の当たらない紙2014年02月14日 23時04分45秒


2800×1200の大判飛龍、昨日注文が来て月曜発送の超短納期
午前中は会議、午後からは来客と福井市の得意先へと今日も多忙な中何とか時間を作る

紫野 
製作してから10年、この紙は現在どこの見本にも入っていない襖紙

紫と白の花の上品な紙

七彩という色箔があしらわれている
見本に入っていればそれなりに評価されていたのだろうが現在は当社の個人販売のみにとどまっている

勧めたお客様には好評、このまま埋もれさせるわけにはいかない

お問い合わせ 長田製紙所

メールアドレス osd-319@wt.ttn.ne.jp

今日も私の工場は二刀流2014年02月13日 22時58分05秒


今日のわし太夫工房 午前中、本日発送の試作を漉き上げる。稲穂入りの紙
都会にいて目の前の仕事志か見ていない人たちには稲穂が一年中あると思ってるらしい

うちには飾り用にと昨年分けてもらった稲穂があったのでとりあえず試作はできたけど
決まったはいいが本番は?新米は秋まで待たないとね

襖紙漉き場は桃色の華があしらわれた紙

そして白い花も添えて上品さを

地紙は竹の皮を漉き入れて味わいを出す

桃色と白の華が鼠色に染められた楮に咲いている
                 八雲 №361 

手漉き襖紙見本帳 「八雲」 発行元・お問い合わせ(株)大一商会

この紙にはもともと「風雅」という名前があったが、見本帳の更新時に名前が消え番号のみになってしまった。

部屋に雅な風を…使っていただける方に伝えたい心

手漉きの紙には番号でなくてやっぱり名前がふさわしい

炭染め雲肌紙~消炭色2014年02月06日 21時13分14秒


炭染め、まさに消炭色を目指すために再製作

石臼引きから見直し、さらに濃い色を目指す

ようやく目指した炭色が出た
下の紙が前回の炭染め雲肌(淡色)、きれいな雲肌で奥行きも出た紙だったが炭の色はやや控えめ、今回の紙はしっかり炭の色が出た雲肌紙

よく見ると砕けた炭が見える

ざっくりとした味と深みのある炭色
茶室などに使ってもらえるとうれしいね

染めるのに色止めなど薬品を使わず、できるだけ紙にストレスをかけないように

力強い雲肌と深い色 新作濃色炭染め雲肌紙

今年発売予定

手漉き襖紙~志野2014年01月30日 23時25分14秒


染めた楮そのままを柄に見立てた紙

紫と白のちぎり花がアクセント
そして七彩と呼ぶ染め箔をあしらう
鮮やかな色箔を細かく砕き赤や青の色を調整して楮の枝に添わせている

竹の皮が漉き入れられている地紙
これらの楮の枝などは地紙の上に配置され上掛けという薄い楮主体の紙で合わせている

ちぎり花などの出来上がりはおとなしい色となる

優雅な紙でロングセラー
民芸的な紙なのに色がおとなしい紫なので和室にも洋室にも使える

発売元 加藤与商店    手漉き襖見本帳 みかど№620 志野

職人の感覚でないとできない自然な柄、私の好きな紙の一つ