襖の未来2014年03月25日 23時08分19秒


今日も2組のお客様、午前中はアーティストの家族、午後から取引先の方たち

一通りの工場見学の後、我が家の座敷に
十五日講の準備で畳を替え、襖を新調して30年前のしつらえに戻した座敷

ほぼ全景が見えるようになった4枚組の襖

30年以上前からここに使われている紙は母の全盛期のころの作品

これだけはどうしても張り替えることができなかった

この屏風は20年前に製作した紙、初めて自分で色や柄を手掛けたもの
屏風の仕立が残念だがこの紙は今でも気に入っている

舞鳳№3 偕楽 この見本帳で一番高価なこの紙は5年以上漉いていない
今漉くことができる現役の職人は一人だけ、ということは世界で一人ということ

世界で注目されている和食、そこには和の暮らしがあったこと

忘れてはならない日本の心があったこと

                  伝えるかみ


                                  残し伝えること

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