寿屋(すや)プロジェクト ― 2014年05月30日 23時24分43秒
旧今立町粟田部地区にある寿屋(すや)、その中庭には築250年を超える茶室がある
普段から当たり前のようにここで宴が行われているがこのたび文化財指定を受けることになって(今さら遅きに失したとは思いますが)、ここの襖紙を貼り替えることに
実は私が初めて製作にかかわった襖紙の第一号はここ、年輪を模した羅紋紙を使った。
その当時はこの建物を見てもその周りの風景までは感じなかったが今回改めてこの建物を見たとき、その周りに竹林をイメージ
そしてこの紙を漉くことに
実は私が初めて製作にかかわった襖紙の第一号はここ、年輪を模した羅紋紙を使った。
その当時はこの建物を見てもその周りの風景までは感じなかったが今回改めてこの建物を見たとき、その周りに竹林をイメージ
そしてこの紙を漉くことに
墨絵風の竹林紙、入口の4枚は竹そのものの風景を感じてもらうように
そしてその奥は大事な宴席を乱さぬように色を排した飛龍の竹林
現在はかやぶき屋根の修復工事中、屋根とともにここの襖も完成する予定
歴史ある建物にいただいた仕事は何かに導かれるように
かみの宴
風景の記憶が降りてくる夜
かみの宴
風景の記憶が降りてくる夜
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