わが道を行く~和紙地を行く ― 2016年03月02日 00時00分00秒
毎日いろんな紙を漉いている。工場に来られる方はほぼ毎回違う景色を見ているだろう
今日は極厚の紙、もはや彫刻の様で紙と呼べるかどうか
ごつごつとした稜線、水滴による跡はクレーターの様
今日も襖は漉いていない。代わりに漉くのはすだれ状の紙
楮を隙間なく並べてゆく様はまさに機織り
二人がかりでほぼ一日、この紙に効率は関係ない
海外からいただいた画像、どこかで見たような…
それもそのはず、すべてここ数年の間に漉いたものばかりなので見覚えのあるシルエット
当社の販売代理店のために試作や展示会でいろんな飛龍紙を漉いてきた
そのシルエット全くそのままに海外の業者の見本帳に。もちろん私の紙ではない。
このようにブログやFBで発表している限りこういうことは想定済み、だからこそまねのできない感覚的な表現にシフトしてきた
その技術を持つなら何故いつまでも模倣に終始した紙を作り続けているのかね
知らせてくれてありがとう。でもこれを見て何をすればいいのかわからない
わが道を行きます~わがみちをいきます~和紙(わがみ)地を行きます
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