神と紙のまつり2016年05月04日 00時00分00秒


日付をまたいだころ、吹きすさぶ風にいったん提灯を外し屋内に
夜半過ぎには風も治まり一安心、起床してすぐに元の位置に戻して式典の準備に

心配された風から一転快晴、気持ちよく準備に

式典の担当は昨年に引き続き司会進行
式典の進行は本殿の中の宮司の動きを確認しながらなのでなかなか難しい

まだ雅楽とも息を合わせるために奏楽舎の横に待機、すべての神事を隅々まで見渡せる

献饌 85歳の父から和紙組合理事長へ 
ほとんどふらつくこともなく足さばきと立ち振る舞いは見事

紙能舞 地元の小学生が扮する川上御前が村人に紙漉きの技を伝授するという無言舞
まさに女神が降りてきたような神々しさ

紙神楽 伝授された紙漉きの技を演ずる無言狂言 紙漉き唄に合わせて舞う
今年から子供たちによる唄となる。小学生には似合わない歌詞ながら心にしみる歌声

湯立て神事 奥の院より運ばれた御神水を大釜にて祈祷札で焚き上げ、笹を浸して湯を振りかけてお祓い
厳かな神事 すべて滞りなく終了 そのまま紙のまつりに

東京からの来客が帰った後は夜更けの記憶の家に

ひとり音楽に耳を傾けビールがうまい
朝方は木漏れ日を浴び今宵は記憶の家にこぼれる光に包まれ一日を終える

最終日は渡り神輿 神輿の無事を祈って就寝