こだわりを超えること2016年05月20日 22時24分51秒


スケッチは苦手、描いているうちに現場に出てしまいたくなる

ここで描いていることと同じことが漉き場で起こるわけではないから
楽しみと不安が早く手を動かせと急かす

今日のやり直し仕事、この曲がりがいけないとのこと
真っ直ぐならそのように定規を当てればできること。あえてやらないことで自分があると思っていたが、仕事となるとそうはいかない

落水による直線、このレベルを求めていた。これを選んだ見本帳にの掲載されているものは私の作った紙ではないので根本的にやり方と気持ちが違う
それでもやるのが仕事、それなりに直線になった。

落水にメリハリをということならこれで充分だと思ったら、これでは足りないと
これ以上落としたら平面的な模様になりそうなのであえてここで終了

乾くとまだ表情が変わることを説明

再製作の場合、納期は無いに等しい
でも最後の最後まで出来るだけのことはやっておきたい 

そのこだわりはこの落水の量、このくらいが美しいと思うのでこれ以上の落水は止めてそのまま受け取ってもらうことに

わかっていただけるかなあ