わし太夫の意見2013年03月24日 21時11分01秒

今日は大滝区長としてそして岡本自治振興会長として越前市原子力防災市民セミナーに
直前までこの内容すら知らず、1週間前に口頭で会議出席の要請を受けただけ

本来なら大滝区長として地元の山の地境、豪雨被害、参道、林道の状態確認に山へ行くつもりだったのだが…いろいろ心配なこともありながら山のことは地元の諸先輩にお任せして岡本自治振興会としてこちらを優先させていただいた

途中NHKの取材を受けるなど対外的なアピールはしっかりしていたが、ここに来られるかたのほとんどはニュースなどでしっかり報道を見ておられるから原発事故についての講義内容は周知の事実のはず

続いて放射能測定器の説明、「この実習をやるたび騒がしくなる」とおっしゃる講師の方の話は段取りが出来ているとは思えない。
私たちは初めて見る機械、慣れている学生さんたちではない市民の代表、講義の内容のレジメもないままなんとなくはじまった実習

「静かにしてください」の声もむなしく、騒がしい会場。
みなが注目できる場所で説明もろくにしないまま、講師が各テーブルに向かってしまい、機械の前で触り始めるものだからまともな講義なんてできるわけはない。

こんな実習をしなくても放射能が自然界に普通にあることぐらいは理解できると思う。そこからもう一歩進んだ話があるのだと思っていたのでちょっとがっかり。

夕方のNHKの地方版のニュースで私が映ったらしい。

私は「原発がある限り事故が起これば当然こうなることは想定できたはず、こんなことを今頃やること自体おかしいと思いますがとにかく早くこういう情報を周知徹底させて下さい。」というようなことを言ったはず…

でもこの事実を知ったうえで原発存続の動きが今もって続いていることは理解に苦しむ

この業界で働く人の苦労や生活も知った上で私の意見

原発は無理、順次廃炉にするための準備を始めてください

電気が足りないのなら使わないようにする方法、他の方法で電気を起こすように知恵を絞ってください

原発の開発を続けるためのお金があるならそこで働いていた人たちが暮らせるだけの仕事をそのお金で作ってください

ただ普通に人らしく暮らす幸せを大事に思って下さい

                かみの暮らし

                               今決断してほしいこと