フグ刺しから菊柄紙2014年10月21日 00時00分00秒


漉いた直後はこの通り

乾くと表情が一変する

まさに菊の花

でも光の当て方でさらに変化する

飛龍の濃度を変えて薄造り風に製作。

これはフグ料理屋からのおまかせ注文、来た瞬間にひらめいて乾いた状態より乾く前の見え方が絶対フグ刺しに見えると直感して作りました。

完成形が菊柄なんて実はあまり期待してなかった。

この紙を漉くのも5回目、一部の方からはすでに定番

風と光2014年10月22日 00時00分00秒


風の流れを飛龍で

濃淡をつけ奥行きが出るように



乾き上がった紙

控えめな三椏の光沢

後ろから光を当ててみる

思った通りに濃淡が出てきた
天井近くの大きな窓に使われると聞く

空に風、天から降り注ぐ光

WIND&LIGHT

AIRAQUA2014年10月23日 21時07分49秒


和紙の概念からかけ離れた厚み

乾いてもこの通り

もちろん和紙の原料だけではこんなことはできない

優秀な空気清浄機能を持つ特殊な原料が混ぜ込まれた紙

これをパネルに貼り付けて完成


楮のラインをアクセントにしている

漉く以上にこの仕上げにも手がかかっている
UZU

空気清浄機能だけではなく、見た目の面白さにも気を配っている
アンモナイト

この他にも Leaf,fujiなども製作予定

                                                AIRAQUA HIRYU 

                              総販売元取扱店 東京南青山MA by So Shi Te

"roots"~paper&color2014年10月24日 10時00分23秒


薪ストーブの木杯で煮た水戸楮を無添加のトロロアオイを使って漉く天然紙

身近な草花からの天然色素で染めたカレンダーが出来上がりました

ここ数年漉き続けてきた天然紙が奥さんと作家との共同作業によって形になりつつある

1枚1枚が紙も柄もすべて違う


   

                                          "roots"~paper&color



自己確認2014年10月25日 17時16分07秒


快晴の土曜日、指定された試作を仕上げて一休み
見積が来て取り掛かれると思っていた仕事が製作延期。

急ぎ仕事もひと段落したと思ってると、あとで集中してやってきそうなので、できることはやっておかないと

指定された試作の他にちょっと提案

指定の柄は落水と乱れ格子、おそらく価格競争となっていそうな気がする

他社との違いを出すため、指定とは違ったものも制作していたら…

こんなものを作ってしまった

ずっと仕事に集中していたのでこういうものが作れなくなってるかもと不安を感じていたが
すらすらこんなものが…どうも大丈夫なようだ

動いているうちに充電するハイブリッドな手、次の製作準備は十分