秋空2014年09月10日 23時39分51秒


秋雲の朝、肌寒いを通り越した冷たい空気

紙の中は春爛漫

古木梅、漉きの技術ひとつで梅に奥行きを持たせている

ベテラン職人の腕はさすが
20年ぶりの注文、見本帳は全く更新されていないままよくぞこの紙を選んでいただいた。

この紙の発注者は中国からと聞く。

残念ながらもはやこの紙を必要とする人は日本にはいなくなったということか

この技術の応用、今日もKARAKUSA-BLACK、今日のは大判1100×2400
夜の会議までに何とか仕上げようと頑張ったので7時過ぎには終了

会議の前にちょっと道草
2週間ぶりに見る子供たち、5年生の上達ぶりに目を見張る。来週はここに来れるかな

11月の展覧会の会議、いまだて現代美術紙展が芸術館によみがえる。

当時の写真には紙のひもで車を吊り上げたり、紙展をもじって紙を油で揚げた「紙天」など勢いのある創成期の作品が

自分の仕事で精一杯のくせに、やらねばならないことの山

                  かみの雲

                           あきれながらそれでも前を向く